御代改まりましておめでとうございます。令和も引き続きよろしくお願いいたします。そして新天皇皇后両陛下、おめでとうございます 上皇両陛下は父母の世代、今上天皇は同じ50代とあっていよいよ私たちの時代が来たように感じています
さて時折、八重桜の花びら舞う岩裂根裂神社にお参りし御朱印を頂いてきました。有名神社のように数時間待ちという程ではありませんが、それでもこの記念すべき日に足を運ぶ方の後を絶ちません。
そしてスタンダード+「祝御大礼」バージョンに加え、大国主大神、事代主大神、神社のシンボル、亀(亀塚古墳の上にある)の御朱印までできてて、びくーり。
おみくじは元旦の「小吉」からスケールアップして、大吉 「何事も思うようになります。しかし、油断はいけません。いまから来年の計画を立て、充分の用意をしておくことです」。前日、思うところあって、その来年に繋がるある準備を始めたところなので、「やっぱり」と思いました。深いなー、年内までは立ててましたが、そうか来年もか。加えて、願い事「思いのままになります。早くてもよいでしょう」、旅行「どこへ行っても楽しいことがあります」となによりの言霊頂きました。
昭和63年、53歳で父が亡くなり、翌年始まった平成。そしてまもなく父と同じ歳に。だからこそ、この節目に意味を成したいと、ここ数年取り組み、ようやく形が見えてきました。
この平成30年間、私の中に詰まっていた言葉は「努力」「辛抱」「精進」。はた目からどう見えるかわかりませんが、どちらかというとツラく、歯を食いしばるような年月の積み重ねでもありました。その時代を土台に今日からは、さらに一歩一歩を強く、遠くに。
2018年1月に記した「中庸」第二十三章。
【中庸 第二十三章】
其次致曲 曲能有誠 誠則形 形則著 著則明 明則動 動則變 變則化 唯天下至誠 爲能化
【現代語訳】
小さなことも無視せずに最善を尽くさなければならない。
小さなことにも最善を尽くせば誠になる。
誠にいたれば表面に染み出て
表面に染み出れば見えるようになり
表面に見えるようになると
たちどころに誠が明らかになって
誠が明らかになれば人を感動させて
人を感動させればたちどころに世の中が動き出し
人が動くことで天下は至誠へ通じていく。
だからただ世の中で至誠を尽くす者のみが
己と世を変えることができる。
これはここ1年半、ずっと自分の心に云い聞かせてきた教えです。「表面に染み出れば見えるようになり 表面に見えるようになると たちどころに誠が明らかになって」という箇所は特に意識し、この月日の中でなんとかにじみ出るところまで近づき、「誠を明らかにしたい」と、その先にある「人を感動させられる」自分にたどり着きたいと励んできました。
花咲き、麗しく香る、穏やかなる「令和」。そう言霊にこめて願うことで、皆様にとっても幸せの幕開けになりますように。
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