今年も通年通りアジア…の予定でしたが諸事情ございまして2週間前に変更、4年ぶりに日本で誕生日を迎えました。
とはいえ、どこにいても仕事をして、人と旅とふれあい、変わらない時間を過ごしています。この機会は、時に止まることも必要、自分を労わることがとても重要と考えさせてくれ、今日はゆっくり休ませて頂きました。
書くこと、表現することを続け25年を迎えました。右も左もわからぬものの、心の奥に覚悟と鉛を沈めてスタートを切ったあの時から長かったような瞬く間であったような四半世紀。一昨年の年末から「中庸 第二十三章」を心に刻みつけるようになりました。
まだまだ人生半ばのつもりでおりますが、願わくば教えにある「表面に見えるようになると たちどころに誠が明らかになって 誠が明らかになれば人を感動させて人を感動させれば……」というあたりにおりたいなと。そして、追い求めてきた「誠」が僅かでも私から染み出て、皆様の目に映り、次のステップに駆け上がる年にしたいと思っています。
女性は年齢はダイヤモンド。刻む度に輝きと大きさを増すと言ったのは恩人・川島なお美さんですが、53カラットのこの1年もよろしくお願いいたします。
【中庸 第二十三章】
其次致曲 曲能有誠 誠則形 形則著 著則明 明則動 動則變 變則化 唯天下至誠 爲能化
【現代語訳】
小さなことも無視せずに最善を尽くさなければならない。
小さなことにも最善を尽くせば誠になる。
誠にいたれば表面に染み出て
表面に染み出れば見えるようになり
表面に見えるようになると
たちどころに誠が明らかになって
誠が明らかになれば人を感動させて
人を感動させればたちどころに世の中が動き出し
人が動くことで天下は至誠へ通じていく。
だからただ世の中で至誠を尽くす者のみが
己と世を変えることができる。
左の写真はタイで長屋良典さんに、右の写真は京都で奥山祐太さんに以前撮っていただきました。
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