もー、怖ろしいほどお久しぶりです。改めて見たら3か月も放置してました。voyagerしかり あまりにいろんなことがありすぎて、嬉しいことにトラベルジャーナリストとしての活動も順調につき旅が多すぎて、SNSをご覧いただいている方以外には、今更どう説明していいのかわかりません
まずは近況からお話しします
9月の風に乗って、ふわりと。久しぶりのバンコクに降り立ったとき、風を纏って軽やかに着地、そんな感じがしました。ただいま、バンコク。そして「神出鬼没」。ストーリーを見たヒトからInstagramのDMに届いた言葉(笑)。※神出鬼没とは。鬼神のようにたちまち現れたり消えたりする意から、行動が自由自在で、居所などの予測がつかないこと。
早朝、たどり着いたのは『カボションホテル & レジデンス』。以前、1階のレストラン『タイラオイェー』を訪ねた時から「いずれ泊まりたい、取材をしたい」と願ってきた場所。「カボション」とは洗練された宝石を意味し、とにかく麗しい世界観なんです。アイキャッチ画像は公式の外観写真が素敵なのでお借りしました。
1920年代の上海をイメージしたコロニアル調の佇まい、僅か14室の小さなホテル。一見して古めかしい建物のように見えますが、実は2012年に建てられたばかりのビル。台湾人オーナーがアンティーク家具や建具を使って作りだした趣味性が高いホテルです。
宿泊者は旅慣れたひとり旅の紳士や女性の二人連れ。朝ごはんをいただきつつ、まるで自宅の書斎かリビングのようにのんびり時間を過ごしたり、囁くように楽し気に会話をしている中にいると、集まる人もまた、己の旅も世界を持ち合わせているのがわかります。
この日程をたてた際に予定した友人は残念ながらくることはできなかったのですが、最初にプランニングした「“友達”に見せたいバンコク」というテーマと、「これまで体験したことのない瞬間とタイのホスピタリティ」を見せたい気持ちは、一貫して変わりませんでした。
女性でも、男性でも、日頃、ストレスフルに働き、暮らし、失い、時に息切れしていることにも気づかずにいる、そんな身近な人をバンコクへと誘うならば……。そんな気持ちでプランを立てました。
そこで選んだのはもちろん、わたし好み(笑)、の異なるタイプのホテルやスパ。取材ベースですから観光まではフルカバーできませんが、眺めてくださる皆さんも、私と一緒に旅した気分になっていただければ幸いです。
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