近頃、料理は私にとってリラックス、そして瞑想のひとつのように感じています。現実逃避も含めて(笑)。
作ることだけに集中し、無になるというのかな。
久しぶりに一人暮らしを始めるにあたり、心がけたのは、「もうちょっと丁寧に暮らす」。世間的には、「丁寧な暮らしをしている人」的に認知されているのは知ってます。そうでもないけど(笑)。そういう風にブランディングしてきましたもの。
また、長らく父が作った母の家で妹弟と過ごしてきましたので、自分流は自室が中心。そういう意味では、好きな器や料理の類を随分と控えめにしていたと思います。そもそも、あまり家にいないけど。ですから、去年から心置きなく、私の世界を作ることに夢中(笑)。
アスパラのミモザサラダ
さて、前置きが長くなりましたが、懸案・カトラリー問題。これもまた、ないんですよね、心にピタッとハマるカトラリー類。なので、結構普通のものを使ってます。けれど最近、やっとお気に入りに出逢い始めています。例えば箸。軽くて、持ち手の部分も先も細くて、シュッとしているのが好みとか。
すでにご紹介していますが、益子で出逢った韓国式のスプーン、スッカラは、もー、ど真ん中!大好き。カフェ『starnet』で見つけました。真鍮で、手作り感に溢れている。
すべてが好み。
購入の際にお尋ねしたところ、「韓国のビンテージ品をお預かりしております」という言葉が返ってきました。「お預かりしている」という表現も、とても好き。
見てよし、実際に使ってみても、唇や口内で収まりがよく、心から気に入っています。実際にカフェのお食事で使われていたことから、すべてに納得して購入できたのもラッキーでした。いよいよ扉が開いて、カトラリーの世界にようこそ、わたしって気分(笑)。
人とのご縁同様に、ひとつひとつ、良きタイミングで、良きお道具と出逢っていきたいものです。
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