11月になりました。ちょうどのちの月、十三夜。栗名月とも呼ばれます。
あっという間ですね。一か月前、フィリピンへと発ったのを忘れてしまいそうです。でも、帰国後、原稿を書き、写真を見直しているとその時々の感情、感覚ががふと降りてきて、幸せな気分になります。そんなひと時がたまらなくて、私は旅を繰り返すのだと思っています。
久しぶりにその取材の旅のお話し。現代のフィリピンスパの礎を築いたオーナー、キャシーさん(Ms.Cathy Turvill)のウェルネス・スパ・リゾート施設『ナーチャー・ウェルネス・ビレッジ』はフィリピン式スパとエコツーリズムを実践する草分け。10月初旬に滞在しました。
仲秋の名月もナーチャーで。
さて、このエコツーリズム(Ecological Tourism)という言葉は自然環境の保護、保全徹した観光行動を意味する造語。フィリピンでは離島や山岳地帯に広がる豊かな自然を活かしたに力を注いでいて、観光戦略の一環として浸透しつつあります。
『ナーチャー・ウェルネス・ビレッジ』は周囲の豊かな自然を利用するばかりでなく自社農園も手掛け、オーガニック栽培による野菜や果物、ハーブを栽培しレストランで提供しています。それがとってもおいしいくて身体が浄化されるようです。
目にも麗しい、フラワーボウルが館内のあちらこちらに置かれています。
ただ浮かべるだけではなく、デコレーションしてあるの。
可愛らしくて見かける度に覗いていたらある朝、係りの方と出逢いました。
こうして朝早くから摘みたての花々でお客様を迎える準備をするんですね。時間があればアレンジするところも見て見たかった! 毎日、目の保養になりました。キレイなものを見ていると心も洗われ穏やかな気持ちになります。
自家製の食材、勿論手作りのメニューの中で気に入ったものも沢山あります。日に何度も飲んだタラゴンティーやシグネチャー・ケール・ドリンク。
ガーデンやファームで作られたタラゴン、そこにお好みでハチミツやブラウンシュガー、フィリピンのシークワーサー、カラマンシーを入れて飲みます。これが美味しい! 普段、甘味を入れずに飲む私ですがハチミツ&カラマンシーは好んで入れました。カラマンシーはその果汁の色や匂いもオレンジに似ているように感じ、酸っぱすぎず風味がいいです。
また、頻繁に、ゴクゴクいただいたシグネチャー・ケール・ドリンク。
青汁でもおなじみのケールにパイナップル、パッションフルーツを入れたジュースはスッキリした甘さと酸味です。思い出しただけでも飲みたくなる~。
お野菜やオリジナル調味料はラウンジ横のショップ『ナーチャー・ファーマシー』でも販売しています。
こんな風にフレッシュなケールが手に入れば家でも作ってみたいわ。
日常でもジュースをとり入れて欲しいと日々、デモンストレーションを行っていてレシピや効能をお話しながら実演し、試飲させてくれます。
ケールじゃなくても青菜で十分代用できますよ。
どちらかというと重要なのはカラマンシーみたい(笑)。かならずカラマンシーのコンクを入れるんです。風味は元よりシークワーサーの8倍のビタミンCを持ち、抗酸化作用も高いと言われているのでフィリピンでは欠かせないフルーツです。
心惹かれ購入しようと考えたのですが、ハチミツなどの加糖タイプだったので違う心配もあり(太る……)断念(^-^;
タガイタイはフィリピンの軽井沢と呼ばれるほど、涼しく湿気が少なく過ごしやすい土地柄。ただ、普段栃木暮らしの私には「まるで家に戻ったような」安心感もあり(笑)、そういう意味でもリラックスできたと思います。
環境、食べ物は滞在する上でとても大切ですね。食にこだわる方々にぜひおススメしたいリゾートです。次は『ナーチャー・ウェルネス・ビレッジ』の朝ごはんをご紹介したいと思います。
10月のフィリピン『ナーチャー・ウェルネス・ビレッジ』滞在記は以下より。
→ フィリピン ナーチャー・ウェルネス・ビレッジに滞在中
→ フィリピンで中秋の名月 ナーチャー・ウェルネス・ビレッジでグランピング体験
→ フィリピン 癒しと笑顔のナーチャー・ウェルネス・ビレッジ滞在
→ フィリピン ナーチャー・ウェルネス・ビレッジで魅惑のスパ三昧
Nurture Wellness Village(ナーチャー・ウェルネス・ビレッジ)
Nurture Wellness Village Pulong Sagingan, Barangay Maitim II West Cavite,
Tagaytay, Luzon 4120, Philippines
+63 917 687 8873
+63 918 888 8772
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