ワタクシ、うっかりしておりまして 泉美咲月の死ぬまでに拝みたい世界の巨大神仏像めぐり『牛久大仏編』をアップしておりませんでした。旧々ブログにもなかった、我ながらたまげた 2015年10月、ちょうど今頃、コスモス咲き乱れる牛久大仏に行ったのを思い出し、そこでやっと気づきました。改めて掲載いたします
そもそも牛久大仏とは浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって建立された大仏をご本尊でありお寺です。世界一の青銅製阿弥陀如来像
全高は阿弥陀如来の十二の光明に因んだ数字、120m。像高100m、台座20m。
写真では実感しにくいですが、その掌に奈良の大仏こと東大寺盧舎那仏像(全高約14.7m)がのってしまう大きさなのです。昔から、その信仰の要として寺や大仏などの大きなものを建立し畏敬の念を抱かすものですが、牛久大仏は日本でもスケールが違います。ギネスブックに世界一の大きさのブロンズ製仏像として登録されています。勿論、日本一の巨大仏
出逢いは2014年12月31日のカウントダウン。その年はとくに悪運でして、これぞ藁にもすがる想いで年末年始の参拝先を決めたのでございます 初めてお伺いする上、最もにぎわう年越し。それなのに2時間前に着けばいいよね、と安易に参りましたところ、駐車場渋滞 それでも奇蹟的にカウントダウン&花火開始12時5分前に大仏様の前に到着できました。
とにかく圧倒的な大きさ。一緒にいった母が「あー」と口を開けたまま仰ぎ、「人生いろんなことがあったけど、こんなに驚いたことはない」と呟いたほどの驚愕でした
カウントダウンの最後の6秒は浄土宗になぞって「南無阿弥陀仏」で新年を迎えます。素敵 そして花火とレーザー光線のショー。
大仏の間近で花火を上げるので煙も出て、大火事にしか見えないユーモアあふれる演出(苦笑)。
でも、このなにかにつけて想定外の牛久大仏のおかげでに心は晴れ、この2015年新春、新たな一年を踏み出すことができました。これも阿弥陀如来様のお導き。南無阿弥陀仏
そして、冒頭の秋、2015年の牛久大仏。年末年始の参拝は真夜中、人出も多くゆっくり境内を回ることが出来ませんでした。そこで改めてコスモス咲く時期に伺いました。麗らかな午後。發遣門にはお釈迦様が安置され、阿弥陀如来(大仏)を向き合う配置。
この日は盛りだくさんの計画。まずは胎内めぐり&参拝。全長85メートルのエレベーターで展望台へと昇れます。内部を簡単にご紹介すると1階は光の世界。2階は念仏の間、知恩報徳の世界。3階の蓮華蔵世界には約3,400体の胎内仏が。朝夕の読経と共に永代供養がおこなわれています。4階は仏舎利が安置される霊鷲山の間です。
まさに現代のお寺スタイルであり、日本の建築技術を誇る仏像建築は見る度に感心します。なお更、一見の価値あり
実はこの時、ぜひ夕景も撮りたいと思って出かけました。
幸い快晴、素晴らしい時間を迎える事ができました。園内ではあまりに近すぎるので東へ移動。高圧線の鉄塔と並ぶとますます特撮のように見えます。まさに巨大仏のある絶景。
加えて夕焼けに加えて月と牛久大仏も撮りたいと願い、月の位置、時間を加味して五日月の日を選びました。
日が沈んだ途端に車を走らせ、フレームに一緒に入るポイントを探します。暗くなりすぎると仏像が見えなくなるので短い時間で撮影ポイントを見つけなくてはなりません。雲ひとつない西の空にお月様が浮かびました。ああ、頑張った
そして翌夏。2016年のお盆追悼法要『万燈会』。園内には灯籠が飾られ、お盆のご供養が行われるのです。お花も夏模様。ブルーサルビアやケイトウが咲いています。
花火もあがるとあって、この日は早めの出動(笑)。大晦日の混雑で学びました 17時頃に到着し場所もキープ。
それぞれの想いがこもった無数の灯篭の灯りも美しい。
そして花火がスタート
相変わらずスゴイ。とにかくスゴイしかいえないのが牛久大仏の良さ。毎回ストレス発散できます。そして、どう見てもUFOを呼ぶイベントにしか見えないレーザー光線
【クリックすると写真が大きくなります】
それにしても相変わらず爆発にしか見えない花火も名物。わたし、夜の撮影が不得手で若干、ブレております。三脚使ったんですが
翌春、今度は桜&芝桜と牛久大仏を求めて参拝。2017年、折しもお釈迦様のお誕生日、4月8日。ハッピーバースデー、ガウタマ・シッダールタ~。
吉日だというのに天候は雨時々曇り
せっかくの桜も泣いています。
雨が止むのをまって胎内で写経を試みました。
我ながら下手くそで、ごめん
幸い小ぶりになったもののさすが、全高120m、お空の彼方にお顔があるので雲って見えません。
それでも、なんとか雨が上がり、お姿が見えました。
桜を追いかけるように芝桜も開花の時節。
天気さえよければそれはそれは美しかったでしょう。でも、また春に来る理由ができた訳です。
合計、4回参拝した牛久大仏。このように大仏のの前に広がる浄土庭園には四季折々の花が咲き、どの瞬間も美しい趣です。死ぬまでにぜひ一度拝んでみてはいかがでしょうか。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。
牛久大仏
住所:茨城県牛久市久野町2083
電話番号:029-889-2931
アクセス:JR常磐線「牛久駅」下車他
問い合わせメールアドレス:info@daibutu.net
公式URL:https://daibutu.net/
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