心を起こす


お久しぶりです。

拙ブログをいつも覗いてくださってありがとうございます。2021年1月1日「令和3年のお正月」の投稿から、1年8ヶ月が経ってしまいました。プロフィールでも、このサイトのURLを紹介させていただいていることもあり、沢山の方が見てくださっていることは、わかっているのですが、どうしても心が動かず皆さまにも、自分にも問いかけることができずにきました。

SNSでは近況をお伝えして参りましたが、その間、沢山の出来事がありました。別れもあれば出逢いもある。成功もあれば失敗もある。もちろん、幸せなことも多々ありました。ひっくるめてそれが試練なのか、糧なのか、幾ら繰り返してもわからないけれど、考えて考えて、悩んで悩んで。最近になって出した答えが「心を起こす」ということ、そして「自分で自分の心を止めない」ということ。私のなかから湧いてきた言葉であり指針でした。

それは、コロナ禍に突入し、まだ行く先が見えなかった2020年秋、突然、母が末期のすい臓がんを宣告されました。そして、抗がん剤治療を行わない、家で過ごし家から旅立つという選択をしました。その前後、仕事のプレッシャーやプライベートなこと、様々混ざりあって複雑な状況にありました。それでも、乗り切れなければいけない、私は大丈夫だという思い込みのなか、走り続けることになりました。混沌としたコロナ禍であったことも心に負荷をかけました。

正直、私の人生のTOP3にランクインするくらい辛かった。ですが、辛くて、不安だと誰にも言えず、そもそも私自身が当時気づいていませんでした。しかし、思った以上に大丈夫ではなかったと知ったのは、昨年2月に母を看取った後のこと。春から夏へと季節が変わったあとのことでした。

そこから、負った心の傷、新たに生じた傷を癒すのに時間がかかっています。SNSは、集合住宅のようなもので、なにをいつ投稿するか他、様々な遠慮や配慮も必要となるもの。我が家(ブログ)がもっとも自由だと、重々わかっていても、たどり着けずにきたのです。

それを語るには、あまりにも長くなるので、結果として今、私がなにを学び、どう進む決意をしたのかを、与えられた機会と場所のなかで、今まで以上に発信していくことに力を入れるべきだと考えるようになりました。だって私は、書いて、伝えて、人を作る人間だから。

それは、ようやく起きた心を止めないための、私なりの術でもあります。

改めまして、これからもよろしくお願いいたします。

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