心地良い『オークラ プレステージバンコク』ステイで必ずスケジュールに加えたいのはやっぱりスパ。ラグジュアリーな空間と演出、ホスピタリティ、技術とスパにふさわしい要素を詰め込んでいる、いわば究極のセラピー施設がホテル・スパなのです。
日タイの融合、オークラ・スパ
中でも和の心とタイのおもてなし精神を融合させた『オークラ・スパ』はバンコクでもオンリー・ワンの存在といっていいでしょう。25階の同じフロアにはプールやフォットネスがありますが利用は宿泊者のみ。しかし『オークラ・スパ』は予め予約をしておけば、どなたでも施術が受けられます。
宿泊先にスパがあると嬉しいこと……。それはまずスッピンでも大丈夫! 当然、館内を移動するだけなので日焼けも気にせず、目覚めの朝スパ、疲れをとことん取り除き、安眠を得るためのお休み前のスパと、思いのままに活用できるのです。出発前、おおよそのスケジュールが決まったら忘れずに手配しておきましょう。
バタフライピーのウェルカムドリンク。冷たいおしぼりと共にクールダウン
スパを利用する際に心がけておきたいこと、それは時間に余裕を持つということ。予約時間より少なくとも30分程早く訪ね、ウェルカムティーを飲みつつ、カルテを記入しましょう。日本語で書かれているのでホテル・スパ・ビギナーでも戸惑いはありません。
オークラ・スパ The Okura Spa
電話番号:+66 0 2687 9000
営業時間:10:00~22:00
最終トリートメント受付 21:00
価格:竹リリーフ THB4,500++
吉祥の竹で温め、癒す、竹リリーフ
施術のベッドの下にはバラの花をたっぷり浮かべたフラワーボール。視覚への癒しのアプローチ
辺りを取り囲む、麗しい香り。目にやわらかなライティング。音楽に乗せたせせらぎの音。タイシルクのクッションに持たれているだけで、リラックスし始めます。ここでののおススメは竹リリーフ(Ta-Ke Relief)という針治療の原理を取り入れた90分のシグネチャーメニュー。オイルマッサージのあと、温めた竹の棒を転がしていくのですが、これが熱すぎず、ちょうど良い加減でポカポカと気持ちがいい。ホットストーンにはない竹ならでなの長いストロークで、端から端まで均等な力が行き渡り、首や肩、背中の凝りを解していきます。
オイルの上を滑っていく竹のツルツルとした感触もまた心地良い
竹は東洋では吉祥モチーフ。しなやかで強く、迷いなく突き進む様を表します。マッサージ後は運気も急上昇間違いなしですね。
アップ & アボーヴ バーでカクテルタイム
カクテルメニューから『Summer sparkle』。ブルーベリーを浮かべたプロセッコを添えて
痛みと緊張を手放したらバンコクの暮れゆく空を眺めながらのバータイム。24階のオールデーダイニング&バー『アップ & アボーヴ バー』のテラスへと参りましょう。7月からスタートするラベンダーのおもてなしはアフタヌーンティーだけでなく、『LAVENDER SUMMER COCKTAILS』としてカクテルメニューに取り入れられています。
アップ & アボーヴ バー UP & ABOVE BAR
営業時間:06:00~01:00
※LAVENDER SUMMER COCKTAILS 各TBH 475++/MOCKTAILS 各TBH 250++
例えばジンベースにカシス、グレープジュースなどを加えてシェイクした『Summer sparkle』。またタイ・ウィスキーとして知られるラム、サンソンをベースにした『Lavender Sour』はバタフライピー・ジュースにより、さらに色鮮やかなスミレ色を見せてくれます。
揚げたスズキと新鮮野菜(TBH 680++)
『アップ & アボーヴ レストラン』は朝食、ランチ、ディナーと1日中、ゲストの舌とお腹を満足させてくれるオールデーダイニング。アラカルトで注文でき、洋風、和風、地中海風、勿論、タイ料理も頂けます。
到着した午後はまずスパで疲れを癒し、夕刻はアフタヌーンティーやカクテルタイム、そしてディナーはいかがでしょう。もし、夕立に見舞われても慌てることはありません。明日からの観光に供えて、ゆっくり過ごすのもいいものですよ。あいにくテラス席は予約できませんがお食事は公式サイトからもリザーブでき、手軽に利用できます。
アップ & アボーヴ レストラン UP & ABOVE RESTAURANT
朝食06:00~10:30/ランチ12:00~14:30/オールデーダイニン12:00~22:30
再び訪ねたくなる”オークラ”の心配り
『オークラ プレステージバンコク』でゆったり、安心ステイ。BTSプルンチット駅から直結であるため、移動も便利、雨に濡れにくい滞在を実現できました。
実はチェックアウトの後、「オークラに泊まって本当に良かったな」と心底思う出来事がありました。次の宿泊地へと移動するため1階のエントランスでタクシーを頼みました。時刻はまもなく正午。辺りは渋滞し始めています。5分程待ったでしょうか。ベルボーイに案内されて車に乗り込むとドライバーがプリントアウトした地図を手にしています。それがホテルから渡されたものだと気付くのに数秒だけ時間がかかりました。
タクシーを乗りこなすのが少々難しいバンコク。「OK!」と返されても、「場所をわかっているよ」という意味ではないことが多々あります。そんなタクシー事情を考慮した『オークラ プレステージバンコク』の心配り。この2012年からバンコクのホテル取材に本格的に取り組んできましたが初めて受けるサービスに感動を覚えました。旅立つゲストの無事を祈り、温かく送りだす”オークラ”ならではの心配り。ぜひ、ご体感ください。
オークラ プレステージバンコク The Okura Prestige Bangkok
住所:57 Wireless Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330 Thailand
電話番号:+66 2 687 9000
日本語での問い合わせメールアドレス:JapaneseGRO@OKURABANGKOK.COM
日本での予約先:0120-00-3741/03-5715-7766
(オークラ ニッコー ホテルズ 予約センター 営業時間9:30~18:00 年末年始を除く)
URL:https://www.okura-nikko.com/ja/thailand/bangkok/the-okura-prestige-bangkok/
次回はBTSアソーク駅の目の前、MRTスクンビット駅にも程近い『ウェスティングランデ・スクンヴィット』をご案内します。
<バックナンバー>
「ラグジュアリーLCC、スクートで飛ぶバンコク」 雨季でも、ビギナーでも、幸せになれるバンコク旅 Vol.6
「初めてのバンコク旅にもおススメ、ホテル、ウェスティン グランデ スクンビット」 雨季でも、ビギナーでも、幸せになれるバンコク旅 Vol.5
「また泊まりたくなるオークラ プレステージバンコク」 雨季でも、ビギナーでも、幸せになれるバンコク旅 Vol.3
「タイで輝く日本のホスピタリティ オークラ プレステージバンコク」 雨季でも、ビギナーでも、幸せになれるバンコク旅 Vol.3
「雨の日の怠さも解消 ディバナ・ナーチャー・スパで体感する癒しの時」 雨季でも、ビギナーでも、幸せになれるバンコク旅 Vol.2
「開運バンコク観光ガイド」 雨季でも、ビギナーでも、幸せになれるバンコク旅 Vol.1
協力:オークラ・プレステージ・バンコク/タイ国政府観光庁/スクート
※本記事は2017年「CheRish」にて連載した記事を連載終了後に移行、改稿したものです。
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