私を励ましてくれる誠の言葉 「中庸」第二十三章


もしも、志を前にくじけそうになったら心が折れそうになったら読んで欲しい言葉「中庸」第二十三章

昨年は二度も参拝でき1万頭超えの龍と出逢えた坂戸の聖天宮

祝1万頭超えの龍 坂戸市・聖天宮で開運詣で

一昨年の春に訪ねたのをきっかけに道教を知りたいという想いが芽生え、最近は儒学の中庸他の四書、さらに陽明学などの本を読み始め、おかげで素晴らしい言葉と遇えました。とくに「中庸」第二十三章は、師走になると書だけでなく不思議なことに映画やWebでも繰り返し現れるのです。それはまるで励ましのようでした。

【中庸 第二十三章】
其次致曲 曲能有誠 誠則形 形則著 著則明 明則動 動則變 變則化 唯天下至誠 爲能化

【現代語訳】
小さなことも無視せずに最善を尽くさなければならない。
小さなことにも最善を尽くせば誠になる。
誠にいたれば表面に染み出て
表面に染み出れば見えるようになり
表面に見えるようになると
たちどころに誠が明らかになって
誠が明らかになれば人を感動させて
人を感動させればたちどころに世の中が動き出し
人が動くことで天下は至誠へ通じていく。
だからただ世の中で至誠を尽くす者のみが
己と世を変えることができる。

古典と触れる度、先人の学びの深さに驚かされます。伝統芸能や伝統文化、そして文学、宗教。そこに「古さ」はなく、私たちが時間をかけてやっと身につけることができる学びが古代からあったことに感動できるのです。

本を読まないという話しを聞くと正直「なんて愚かで、もったいない人なんだ」と思います。人も書も言葉をくれる。そんなありがたいものはない。様々な言葉をより合わせて時間をかけて熟成して初めて己の言葉が出来上がります。そして書を読み始めることに”遅い”はありません。

先日、”憲法9条2項を読んだことないけれど、非武装中立を主張し、よく知らないけど尖閣を取られていい”とテレビで発言したお笑い芸人にウーマン村本氏に対して小林よしのり氏が発言した記事【「尖閣、取られていい」のウーマン村本に小林よしのり・落合陽一ら「無知なおっさん」「小学校行こうぜ」】を読んでいて納得、共感した箇所がありました。ちなみに私も一発芸のノリの如く浅い発言をする村本氏を支持できません。

村本は中高生でもないし、若者でもない、無知なおっさんだ。
無知は罪でもある。
わし自身を振り返りつつ言うが、無知は常に恥じて勉強し続けなければならない
無知に開き直って、これが国民の知的水準だと抗弁するのは、国民に対して失礼である

無知は罪である、無知は常に恥じて勉強し続けなければならない」。これは私自身も感じ、勉強し続ける理由のひとつです。最近、いい大人に無知を棚に上げられ居直られた出来事があったのですが呆気にとられたと同時に哀れで仕方がなかったです。知らないなら調べ、学ばねばなりません。尋ねなければ一生意味がわからない。無知は自分のせいで他人のせいではないのですから。大の大人が「知らない」をいい訳に無責任な行動、言葉を使うのもまた恥じるべきことです。しかし残念ながら小林氏が表現した「無知なおっさん、おばさん」は沢山いるのです。

とはいっても古い本、難しい内容の本を読むのは大変です。私も漢文は読めません 幸い現代語訳や新訳、漫画版も出ています。


例えば「孟子」の中に”しない“と”できない“を説く下りがあります。泰山を小脇に抱えて北海を飛び越えられるかという問いに「できない」と答える者。老人から「枝を折ってくれ」と頼まれて「できない」と答える者。前者は実現できないことであり後者は「できない」のではなく「しない」。“しない”くせに”できない”という人が多いことを孟子は記しています。同感です。そしてそれは現代も変わりません。

読みたい本、聞きたい話し、行きたい場所が山ほどあるので時間が足りない。なによりそうして見聞きしたものを伝えたいという気持ちがなにより大きい。そう思えることは幸せだと思います。そして時間がないから「できない」ではなく時間を作れる私でいたいと思います。

最近はブログの検索ワードを見る事が出来なくなってしまいましたが私のブログの記事中「心が折れた時」という言葉の検索率が多い傾向がありました。心が折れた時、自分の中に自信と信念が僅かでもあれば「中庸」第二十三章や先人の教えがあなたを励ましてくれるはずです。だからこそ学ぶところから始めましょう。それはどんなことでも構いません。学問でも趣味でも語学でも。学び続けること、自身で与え続けることで自分を豊かにすると私は考えます。

だから会えて「中庸」や「孟子」他、ここで取り上げる書や学問について説明しません。ぜひ調べ興味を持ったら本を手にしてみてください。Webにもたくさんの情報がありますが真偽は様々。ブログは書ではないことを知りましょう。

「中庸」第二十三章のお話に戻りますが、わたし的には「表面に染み出て」認めて頂けるくらいまでは達成できていればいいなと。これから感動に繋がるのですから。

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