香港取材で訪れた深水埗(シャムシュイポウ)。ローカルフードも何軒か回りました。最終的に『アジア旅を愛する大人のWebマガジン Voyager』の構成上、記事にしませんでした。アザートークとしてご紹介。まずは『公和荳品廠』の豆花(豆腐プリン)をご紹介しました。
そして今日は『合益泰小食』です。
右下に看板が見えますか? Voyagerでも使った深水埗のイメージをお伝えする写真ですが、ここにね、たまたま撮ってました(笑)。
ここの名物は『腸粉(ちょうふん)』。日本人にはなんとかく「えっ? 食べ物?」と一瞬感じるネーミングかもしれません ご想像通り「腸」に似てるから。米粉を伸ばして蒸したものを棒状にした食べ物です。
香港で好まれる軽食のひとつ。私たちでいうとお団子的でしょうか? 食感はやわらかく、ツルっとプルンが心地良い。腸粉自体に味はなくお米の風味がふんわり。サイズは(細)8香港ドル、(中)12香港ドル、(大)16香港ドルです。持ち帰りはプラス1香港ドル。いずれにせよ凡そ100円前後で食べられます。物価の高い香港ではとってもお手軽な、嬉しいプチプラおやつ
随時ちょっとした行列ができていてお持ち帰りの人、イートインスペースで食べていく人をおばさんが手際よく捌いていきます。ハサミで長い腸粉をパチパチ切り、ソースを二回しぐらい。しかもこう、無口に大胆に(笑)。香港人ってアジアの国々の中では、なにげにクールな接客印象。
中華風味のみたらし団子風で日本人は親近感を覚える味です。味の決め手は甜麵醬ソースと胡麻ソース。香ばしさ、甘じょっぱさ、コク、これがこのお店が選ばれる訳なんですね2016年『ミシュランガイド香港・マカオ』のストリートフード部門に掲載され世界中から注目を集めています。
店内ではお食事もできます。牛肉粥 17香港ドル、豆漿(豆乳)6香港ドル、皮蛋瘦肉粥 20香港ドル、焼売3個 12香港ドル。この街を足早に体験した当時を振り返り、ふと思うことがあります。朝から仲良しやパートナーとマイペースに食べ歩いて、おしゃべりして、普段だったら買わないような雑貨をつい買っちゃったりする過ごし方がしたい。
その他の深水埗の食べ歩き取材店は以下より。
レニーや阿志(アチー)にも逢いに行ってね
さてさてお次はメインディッシュ(笑)。
合益泰小食
【Hop Yik Tai】
住所:深水埗桂林街121號地舖
G/F, 121 Kweilin Street, Sham Shui Po
アクセス:MTR荃灣線 深水埗駅C2出口徒歩約1分
電話番号:+852 2720 0239
HPはありません。OpenRiceの合益泰小食をご参考に。
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