ドルフィン・ウォチングの後はシュノーケリングと思ったら、小さな島に立ち寄ることになりました。スケジュール、よく理解できてなかった人(笑)。
ボホール島でイルカに逢えちゃう 初めてのドルフィン・ウォチング メガ研修ツアー「I Travel Phillppines2017」
引き続き体幹力の素晴らしいおにいさんの先導で島を目指します。
イソラ・デ・フランシスコ島。以前はバージン・アイランドと呼ばれていたそうです。
島の中央部を三日月型に取り囲む、美しい島!
スゴイ! スゴイ! 白い砂の上の透明度、アクアブルーから紺碧へと繋がる海の美しいグラデーションにうっとり。歩けるところまで浜辺を行きます。干潮の時は砂浜になります。美しい風景、清らかな海の中に立っていると清々しく、一気に浄化された気分。眠さも怠さも吹っ飛びました。この辺り全体がパワースポット!
早速、記念撮影(笑)。
ひと騒ぎした後は島へ。
船着き場近くには、ピオ神父(1887年5月25日~ 1968年9月23日)の像が。
San Pio da Pietrelcina。イタリア生まれのカプチン会(Ordo Fratrum Minorum Capuccinorum)の司祭。聖痕や病者の治癒や予言、リジューのテレーズの崇敬者で有名とのことですがご自身も病弱で生涯病気に苦しまれたそうです。しかしその一方で、不思議な霊障が身の回りに起こり、霊的能力も授かったそうです。
フィリピンではこの大きさなの島を個人で所有することは難しいとのことですが、運よく手にすることができた所有者は無人島をキリスト教信仰の島に変えました。するとイエス様とピオ神父のご加護で奇蹟が起こり失明同然だった目が見えるようになり、さらに信仰を深めたといいます。
当初は、敬遠されたものの環境に配慮し、信仰に熱心な様子を見た地元の方々と少しずつ垣根がなくなり、今ではすっかりシンボルになりつつあります。
またここはドネーションのシステムで運営されていてパングラオ島から出る渡り船も寄付をすれば利用することができます。また島でのアクティビティやスナック、水なども提供してくれます。
島内にはカヤックができる場所と教会、小さい博物館があります。またトイレが素敵。アーティスティック。写真を撮らなかったことが悔やまれますが、とってもオシャレなアートスペースになってました。
ショップを覗いてみるとキリスト教のアイテムやシール、タグなどが販売されていました。
悩んだ末、普段身につけやすいロザリオブレスレットに。
いつもなら赤系にするのですがイソラ・デ・フランシスコ島をいつも感じられるアクアブルーにしました。ピオ神父のカード付き、お気に入り♡
これを身に着けだしてから、なにより皆さんの目を引くみたいで驚き!
うる覚えなのですが300ペソだったと思います。ちなみにお買い物をした際、おつりはドネーションとなり出ません。船を乗り入れる際にドネーションは行われているそうですが、トイレの利用やサービスを提供されたら僅かでも寄付していくのが礼儀ですね。
同行した方(特に男性)の中には、こうした他国の宗教文化に触れると、拒絶反応を示された方もいました。また残念ながら(そして失礼ですが)無知です。私にはそれがとても不思議。信仰とは心であり、宗教とは文化です。なにより自由なものです。
またその国と人を知りたいのであれば一番尊ぶ信仰を理解するがなによりだと思っています。中には信仰によっては食べられないもの、飲めないものも出てくる。気遣いも生まれる。なんでもあり、苦しい時の神頼みの日本人と違って、揺ぎ無い教えと尊敬を持つ人を尊重することができます。
イソラ・デ・フランシスコ島を語るにはひとこと「清浄」。持ち主の徳に溢れ、清らかな心が島と海と繋がっています。
今回、第三希望のボホール島だったのも、いえ、まずフィリピンに行こうと思った始まりから、私はこの島に来るために引き寄せられたのだと思えるほど、強く惹かれ、心を洗い解きほぐされた想いです。
島については同行してくれたガイドのスカーレットとJICA 青年海外協力隊でありボホール州政府観光オフィスで活動されている長田晃子さんに伺いました。もっと知りたい、過ごしたいイソラ・デ・フランシスコ島。なにより私は必ずあの島に戻ると確信しています。
イソラ・デ・フランシスコ島に立ち寄るプランは昨日ご案内したドルフィン・ウォチング、このあと向かうバリカサグ島のシュノーケリングとセットで手配できます。H.I.Sの現地ツアー、10歳以上の大人、¥7,800から。すごい、お得だわ。
→ スコッティーズ ドルフィンウォッチング&シュノーケリング
開運ハンター、泉美咲月的には今年トップレベルのパワースポット! 香港の天壇大仏、慈山寺、釈迦牟尼佛像、紅磡観音廟も軽く飛んじゃった気がします。
そして病のある方、闘病される方がご家族や身近にいる方など、参拝とはちょっとニュアンスが違うのですが、ぜひ、イソラ・デ・フランシスコ島を訪ね、奇蹟に触れて見てはいかがでしょう。
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