京都に引っ越した東京弁当生活の管理人、杉森千紘さんからお菓子が届きました。杉森さんといえばかつてタイ国政府観光庁主催のブロガーGO!(第一回)というイベントで、初対面にしてタイへと旅立ち、苦楽を共に味わったお仲間のひとり。以降、ご活躍は目覚ましく、ご著書『東京弁当生活帖。』、『そうだ、台湾いこう』(共にセブン&アイ出版刊)を次々とご出版です。
さてそんな杉森さんが溺愛するという、小さいおたべ『こたべ』。こちらは京都銘菓『おたべ』の商品なのですが月ごとに味が変わるおたべが発売になったそうなんです。それが京 生八つ橋『花残月(はなのこりづき)くるみつぶあん(648円・税込)』。
届いて新鮮な驚き
おたべといえば、各メーカー色の強い正直ベタなパッケージを連想するところなのですが、とっても美しいの。懸け紙のようなラッピングで4月のテーマ、牡丹が描かれています。
こちらはイラストレーター&グラフィックデザイナーの瀧川裕恵さんの作品で毎月、違った味のおたべとイラストのパッケージがひと月限定で販売されるのだとか。
■四月のおたべ 花残月 くるみつぶあん
発売期間:2018年4月1日(日)~4月30日(月)
10個入り 税込648円
賞味期限:製造日から11日間
販売店舗:京都市内を中心としたお土産店
通販サイト:http://www.otabe.jp/
見た目がとても美しいし、香り立つように素敵なパッケージ、ネーミングですね。海外取材の手土産にも喜ばれること間違いなしだわ。ちなみに来月5月は早苗月 皐月生まれ「咲月」の私はとっても楽しみ。
そして、なにより驚いたのは、そのおいしさ
泉美的ナンバー1おたべ決定
皮から立ち上がるのはコシヒカリの米粉の風味。なにより北海道十勝地方産の小豆を使用した上品な甘さの餡の中に入った香ばしい胡桃が絶妙。噛む度にコリっと砕けて食感も味もいいんです。
はて、なんでこんなに風味が良いのだろう……と思ったら、おたべ(八ツ橋)でおなじみの「にっき」が入ってないからなんです。実はわたし、おたべはちょっと苦手なお菓子なんです。何故なら、にっきがまずダメ。昨今、様々なフレーバーのおたべがありますが、なにを入れてもにっきに負けちゃうと思うんですよね。近年、焼き菓子の八ツ橋は好きになったのですが、まだまだにっきに慣れません。
予備知識なしに口に運んだものの、にっきなしだからこそ際立つ、それぞれの食材が際立ち、あまくやさしい香りに驚きました。
見目麗しくおいしい、おたべ。目から鱗です。その時だけしか味わえないコンセプトも素敵。観光土産というより手土産、贈り物にカテゴライズされる京銘菓が誕生ですね。早速、4月の手土産に使わせて頂きたいと思います。4月29日までの製造出荷となりますのでお急ぎください。
杉森さんから、もう1品届いたのですが……妙齢の女子ですので一気に血糖値を引き上げるのは避け、次回実食(笑)。
杉森さんの最新刊はこちらから。
過去のおたべのご紹介は以下にて(ただし、すべて1ヶ月限定販売で現在は入手できません)。翌月以降は該当商品ページへのリンクは削除しています。
<今月のおたべバックナンバー>
【3月の手土産】限定発売 京生八つ橋 早春を告げるよもぎの爽やかさ 夢見月
【2月の手土産】限定発売 京生八つ橋 お口で溶ける苺ショコラは春を呼ぶ味 雪消月
【1月の手土産】限定発売 京生八つ橋 京都のお正月を食む、白みそあんの相睦月
【12月の手土産】限定発売 京生八つ橋 ショコラとオレンジ香る、春待月
【11月の手土産】限定発売 京生八つ橋 まるで豆大福 雪待月
【10月の手土産】限定発売 京生八つ橋 甘辛 みたらし味のおたべ、時雨月
【9月の手土産】限定発売 京生八つ橋 白胡麻つぶつぶ 夜長月
【8月の手土産】限定発売 京生八つ橋 白桃風味の南風月
【7月の手土産】限定発売 京生八つ橋 すっきり爽やか レモンのおたべ、歌見月
【6月の手土産】限定発売 京生八つ橋 梅雨も夢心地 こしあんたれのおたべ 涼暮月
【5月の手土産】限定発売 京生八つ橋 ほうじ茶が醸す風薫る早苗月
【4月の手土産】限定発売 見目麗しく、おいしい胡桃のおたべ 京生八つ橋 花残月
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