６月も気づけば半ばへ。
帰国の前に梅雨入りし、紫陽花咲く日本に様変わりしていました。
こうして我が家の紫陽花を見るとなおさら「ただいま」という想いが強くなり、ホッとするものです。
そして今月の京銘菓『おたべ』は涼暮月。お味はこしあんたれ かのこ入り。瀧川裕恵さんによるイラストは紫陽花です。
3か月も続けてご紹介しているのでサブリミナル
「アラ、なんだかおたべが食べたいぞ？」と思ってくださるそうで、最近よく質問を受けます。これはおたべアンバサダーの道は近づいているのか
（笑）。
この涼暮月、４月・花残月、５月・早苗月に比べてずっとシンプルです。でもその分、あんや白いおたべ生地の香りや風味がストレートに感じられるのが魅力です。
◆6月といえば紫陽花。おたべのイメージを覆す美しいパッケージです
そして夏のおたべは冷して食べるべし
を強く実感。
とくに涼暮月はこしあんに「たれ」を合わせているので、食むと口の中で溶け出す絶妙な味わいなんです。さらに北海道で収穫された小豆のかのこも配合されていて、とろりのあとに小豆の歯ごたえ、あと味が残ります。なんていうかなー、おたべの小籠包みたい
◆毎回同封されている商品ご案内の栞もたのしみ
京都のお取扱い店以外にオンラインショップでも購入できます。ただし6月29日の出荷まで お早目に。そうそう、来月の歌見月はどんなフレーバーなのかしら。
さて、その京銘菓「おたべ」、香港へのお土産にしました。月替わりのおたべが出荷日を含む12日間の賞味期限、こたべシリーズが出荷日を含む9日間ということで出発前日到着でスーツケースに。
配送は今の時期はクール便ですが到着後は常温で大丈夫とのこと。それなら安心です。
【香港用お土産リスト】
・5月のおたべ 早苗月 ほうじ茶あん（発売終了）
・こたべ 抹茶わらびこしあん
・こたべ わらびこしあん
・こたべ 抹茶
・京茶の葉あわせ（焙じ茶） 焙じ茶と豆乳のラングドシャ
ひと月ごとに変わるおたべは、限定だからこそ日本の旬をそのままお届けするようでむしろ風流ですね。
海外へのお土産、結構悩みます。いろいろやってみて結果、すごくベタで王道な和菓子か、世界に有名な日本のポップで今どき（キティとか）のお菓子の方がわかりやすくウケがいい気がします。そこで今回は鉄板の「京都のお菓子」。そして食べやすい「おたべ」にすることに。「Kyoto Sweets」というだけで明確に伝わるのがまずいいんです。当然、京都にはおいしいお菓子が数々あるのですが味やイメージ以外に大切なお土産の条件があります。まず温度差があっても味に変わりのないもの、持ち運びによって（とくに受託荷物で）商品やパッケージの壊れにくいものなども重視します。
そうしたトータル的な合格点に加え、なにより「和」の情緒がググっと伝わります。日本のことをもっと知って頂く。関心を持って頂く。交流に繋がるのがお土産の役割だと思っています。
過去のおたべのご紹介は以下にて（ただし、すべて１ヶ月限定販売で現在は入手できません）。翌月以降は該当商品ページへのリンクは削除しています。
＜今月のおたべバックナンバー＞
【３月の手土産】限定発売 京生八つ橋 早春を告げるよもぎの爽やかさ 夢見月
【２月の手土産】限定発売 京生八つ橋 お口で溶ける苺ショコラは春を呼ぶ味 雪消月
【1月の手土産】限定発売 京生八つ橋 京都のお正月を食む、白みそあんの相睦月
【12月の手土産】限定発売 京生八つ橋 ショコラとオレンジ香る、春待月
【11月の手土産】限定発売 京生八つ橋 まるで豆大福 雪待月
【10月の手土産】限定発売 京生八つ橋 甘辛 みたらし味のおたべ、時雨月
【９月の手土産】限定発売 京生八つ橋 白胡麻つぶつぶ 夜長月
【８月の手土産】限定発売 京生八つ橋 白桃風味の南風月
【７月の手土産】限定発売 京生八つ橋 すっきり爽やか レモンのおたべ、歌見月
【６月の手土産】限定発売 京生八つ橋 梅雨も夢心地 こしあんたれのおたべ 涼暮月
【５月の手土産】限定発売 京生八つ橋 ほうじ茶が醸す風薫る早苗月
【４月の手土産】限定発売 見目麗しく、おいしい胡桃のおたべ 京生八つ橋 花残月
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