青い空、青い海、白い雲、白い大仏
昨年、プーケットを目指すと決めた理由はふたつ。ひとつは5年前から取材を続けてきたバンヤンツリーグループの最初の一歩、バンヤンツリー・プーケットを訪ねたいという願い。
そしてふたつめがこの通称・プーケット・ビッグ・ブッダ やっぱり巨大仏狙い そして強く思い描けば叶う。
正式名称はプラ・プッタ・ミンモンコン・エークナーキーリー大仏。ナークッド山の山頂にご鎮座されております。高さ45m×幅25.45m、白い大理石のタイルで作られた仏様は無垢なベビーフェイスで一目惚れでした
見上げてうっとり~。清々しいを通り越して、スカッと快晴 美しい青と白。ベトナム・ダナンのレディ・ブッダを思い出しました と思ったらその夕方、スパを受けてて一瞬落ちたところ、レディ・ブッダが夢枕に立ちました。
牛久大仏的に大仏がお寺を兼ねた作りになっているのですが、まだまだ未完成。仏様の台座下は工事現場のような本堂になってます。
2004年、スマトラ島沖地震の被害に見舞われたプーケット。復興への願いと祈りを込め、2008年頃から建立に励んでおりますが、まだ未完成。そこはタイ、マイペース。雨季もあるしね
YouTubeで公式動画も配信中です。
HPをご覧になると工事の過程を写真で見られます。そして完成予想図、素晴らしい~。でもこれが忠実に出来上がるのはどれくらいかかるのでしょう。プーケットのサグラダファミリアと呼ばれるだけあって完成予定日は未定。そのサグラダファミリアも結構、巻いて完成に近づいてきてますよね。タイの気質から行って、おそらく本家を超えるに違いない(笑)。
とにかく見晴らしがよく、四方八方見渡せ、空も広いので一見の価値あり。
大仏を象っている大理石はミャンマーから切り出されたもの。1枚300バーツ寄進し、願い事やメッセージを書いて奉納できます。他にも寄進するパーツ、金額設定が設けられています。
オジサン、怒ってる?
本堂と思われる胎内の工事中の壁などにも貼られていました。
タイは上座仏教を信仰しています。ちなみに日本は大乗仏教ね。わりとオリジナルだけど。この国では「タンブン(徳)」をすることで功徳が積め、輪廻転生できると信じられていて出家もそのひとつ。男性は王さまをはじめ、皆、出家をします。他にこうしてお寺に寄付をするのもタンブンのひとつ。そのため、信仰の篤いお寺ほど立派な本堂や仏像をお持ちです。もっとも高いタンブンはお寺や大仏を寄進することなんだとか。
鐘にメッセージカードが付いた絵馬のようなものもあるのよ。
私もタイに行くと郷に入っては郷に従えで、そうした寄進をしますが、過去一番インパクトのある寄進は棺桶かしらね?
とにかく、シャロン湾を見渡す巨大仏、佇まいも景色も美しい。嬉しくてにやにやしながら珍しく記念撮影してみました(笑)。
ご満悦。
そして恒例 ぐるっと360度、参拝。
大仏の周りにはスポットが設けられていて、仏様がお祀りされていたり、展望台を兼ねていたりします。そちらもお忘れなく。
菩提樹の下でとっても麗しいお釈迦様にお逢いしました。
ガイドのおねえさんも「ビューティフル」と叫んで写メしまくってましたよ。眉毛のラインがとくに美しいと絶賛。
アクセスですが私はバンヤンツリー・プーケットからLaguna TOURSのプライベートツアー(4時間)を利用し、オプションで連れていって頂きました。事前にまたは現地のホテルカウンターでもオーダーできますよ。
行き倒れではなく……お昼寝中のワンコ。タイあるある。
勿論、タクシーでも行けますが驚くことにバンコクを上回るボッタくり天国 プーケットはまた政治が違う土地なのね。1キロ先に行こうとしたらおそらく8倍ほどの料金を「正規」で言われました とはいっても日本円にするとさほどではないものの、その根性が気に入らない&ストレスを感じたくない私は、スムーズに気持ちよく移動できる手段を選んでおります。
参拝の際、女性はミニスカートやノースリーブはタブーとされています。とはいえ、近頃のタイのお寺は巻きスカートを貸してくれるようになり、広く門戸を開いている傾向が。こちらでもご用意がありました。
私はミニの事が多いので自前の巻きスカートを持参しています。最近はそれも荷物になるのでマキシのワンピを着て出かけています。参拝もTPOに合わせてオシャレに。
美しくてありがたいプーケットのパワースポット。ぜひご参拝ください。
Phuket Big Buddha
42/14 Theokasattree Rd.,Moo.2,T. Rassda, A.Muang, Phuket 83000
開門:06:00 閉門:19:00
拝観料:なし
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