気になっていた「GABRIEL CHANEL」をマニラのニノイ・アキノ国際空港の免税店で手に入れました。
ココ・シャネルの本名、ガブリエル・シャネル。4代目シャネル専属調香師、オリヴィエ・ポルジュは「シャネル」の創業者でも、ファッションデザイナーでもない、”ガブリエル・シャネル”にインスピレーションを受け、この香りを作り出したといいます。
オレンジフラワー、ジャスミン、イランイラン、月下香の4つの白い花のフレーバーは想像したより、ずっと爽やかで澄んだ匂い。
10代後半から20代に熱狂したCHANELのパルファム。愛用した香りはクリスタル、シャネル N°19、ココ。バブルという狂気と狂乱の時代の想い出。それからしばらく手に取ることのなかったCHANELの香りは、時代を写すように軽やかになった気がします。
イメージモデル、クリステン・スチュワート出演の革新的な動画も素敵。そのネーミングにも、パッケージにも感じられるのは「素」、「原点」かな。でも、その先に見えるのは開花、華やかな人生。
5年程前から強い香りに敏感になったり、肌に直接つけたりするのが苦手になりました。体調やメンタルの変化でしょうか。ふんわりとした空気を身に纏いたいと思い、それからはランジェリーやその引き出しに忍ばせて楽しむようになりました。
振りかえれば若き日、CHANELをつけることが誇りでした。今は、自分に似合う香りとして選べるようになりました。
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