プレゼントのラッピングは昔から心がけていることのひとつですが、近年はアートフラワーを使った梱包に凝っています。そもそもは化粧品や小さな雑貨などを贈る際に店頭でして貰うラッピングは味気なく感じていたことから始まります。そこで、4年ほど前からアートフラワーを使用するようになりました。
しかも100均 日頃、ラグジュアリーホテルを主体にした旅をご紹介しておりますと生活感がない人に誤解されがちですが、至って普通に暮らしております。100均もよく行きます(笑)。ただし、ブログコンセプト的にタイトルに入れることは最後まで躊躇いましたけど
贈り物やその方のイメージに合わせた色味やお花を使います。↑コレがプレゼントではなく、あくまでも添え物なんです。
造花よりやはり生花の方が美しく活力もあるのですが、贈り物のラッピングには最適なんです。
手前がプレゼントのリバイタルラッシュ アドバンス ジャパン。お花は箱の大きさに合わせて短く切りブーケにしました。キャンドルグラス(セリアで購入)に活けておき、後日気に入ったらインテリアとしてお部屋に飾れるように。勿論、キャンドルグラスとして使えます。
蓋をあけるとまるでフラワーボックス。でも?
アレンジメントが梱包材がわりなんです
お花屋さんのセンスあふれるフラワーギフトに贈り物を忍ばせて配送してもらうのも素敵ですが、お値段もそれなりにかかりますよね。この場合は、そこまではしないけど、心を込めた手作りのアレンジを加えるというのがポイントであり、こだわりです。
ラッピングに使用した殆どはダイソーで購入。時々セリア。箱もなかなか可愛いのがあるんですよ。ラッピングの商材屋さんなどにも負けないオシャレさがありサイズも豊富。気に入った箱は買い置きしています。
タグには、私の頭文字「S」を押したシーリングスタンプ。
カードは私が撮った蓮の写真、裏に紙を貼りメッセージを書き、さらにフォトフレームに入れました。
結構マメでしょ(笑)。でも、自分のことになるとマメではなく、「せっかく可愛くできたから写真を撮ろうかなー」と思いつつ、よく忘れます。たまたまなんですが、今日ご紹介するのは実は同じ方へのプレゼント。今年の贈り物はさらにバージョンアップしたスタイルです
それがこちら。フラワーギフトをイメージしたラッピングです。
とっても簡単なので作り方をご紹介しますね
中身はインクと万年筆の贈り物。今回、差し上げるインクは私が好んで愛用してるものでパイロット 万年筆インキ iroshizukuといいます。漢字では「色彩雫」。日本の自然や美しい情景の色、名前を付けたインクです。7月のお誕生日プレゼントということで涼し気であること、日常(仕事)で使いやすい色合い、贈る方のイメージから「天色(あまいろ)」を選びました。ペンは書きやすく美しいガラスペンがおススメなのですが繊細なため、デスクワーク時などには不向きと考え、インクを吸い上げるコンバータータイプにしました。
箱はストックしている箱の中から選びました。近頃は200円のBOOKタイプがお気に入り。
アートフラワーや飾りとなる木の実他、アートフラワーも普段から100均パトロールをして好みのものを見つけたらストックしておきます。意外と廃盤になっちゃうこと、多いので。けれど贈り物に合うものをと考えると新たに買いに行くことも多いです。色味は淡くシックなものを選ぶと高見えします。撮影時の小物にも使います。昔は造花ってやっぱり造花だけど、今は100円でもちゃんとしてるんですよね。クオリティが上がった点も大きいです。
ストックはボホール島名産のアンティケーラのバスケットに入れてます。手作りでなんと440円ほど
→ 【Asian Journey1-6】トゥビゴンのランチョンマット&アンティケーラのバスケット <ボホール島の最新土産>
ブラボー、フィリピンプライス
台になる部分はペーパークッションを使用します。オアシスは品物に色や破片が付きやすいのでペーパークッションが無難です。
今回は最近、思いついて入手した装飾グリーン モス(ダイソー)を使用します。お花は予め使いたいものを選んでおき、適度な長さに切っておきます。
紫陽花は色とりどりでボリュームも出るので四季を通じて使いやすくおススメ。
準備ができたら、まずはメインとなるインク壺の位置を決めます。美観を重視しインクは箱から出して詰めます。
このグリーン モス、土っぽさも再現されているので食品には向きません。お気をつけて。
位置が決まったら次は主となるお花、白のラナンキュラスの位置も決めます。
あとは空間を埋めるように好きなように挿していくだけ。はい、出来上がり(笑)。ザックリとした説明ですが好きなように、楽しく詰めるのがコツ。贈り物というのはその方のためを思って使った時間や真心に価値があるのだと思います。そのためにも「楽しい、幸せ」な時間を過ごすのが大切。私は素材を探す時間もすごく好きなんです。先日はどうしても紫ではなく「青いバラ」がいれたくて2軒ハシゴしました。「青」ってありそうですくないんです。
取説などは見つけやすい位置にマスキングテープなどで貼っておくといいですよー。
このアートフラワーを使ったラッピングは、コスメ用品、香水など小さいもの、まとめにくいもの、見た目をアピールしたい造形のものに適していると思っています。
心がけているのは開けた時に飛び出すようなボリュームを出すこと。なので浅く、はみ出すようにしています。蓋を閉じ、リボンを掛けるのもお渡しする直前にしてお花がつぶれないようにします。
また箱や中身がデコラティブなのでリボンはシンプルに。このままお渡しし、お持ち帰り用に紙袋を添えています。
想いを込めて作っていますが、あくまでも「ラッピング」だと思っているので最終的に捨てられてもいいと思ってます(基本的にドライ)。そのため、100均グッズというのは大変手軽なんです。気にいてくれたら部屋の片隅に飾って頂いたら嬉しいし、このBOOKタイプならばインク壺のあとにキャンドルや好みのオーナメント置いて飾ってもいいかなと思います。
気になるご予算ですがキープしている素材(リボン、ペーパークッションなど)があれば、雰囲気にあうお花や箱を新たに買っても1000円未満で作れるはずですよ。なんといっても、開けた時、「わっ!」って言って頂けるのが嬉しい。良かったらお試しくださいね。
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