「ただいま、ケリーホテル香港」。昨年訪ねたこのホテルにまた戻ってこれて嬉しいです。
九龍中心街の賑わいと唸るような土地の力に比べると紅磡界隈はぐっと落ち着いて心が安らぐのです。しかし……残念なことに昨年に匹敵するお天気の悪さで迎えて頂きました
ホテルが位置するMTR黄埔駅周辺は、物価も安くて生活するのにとても便利な土地柄です。イオンもありますし日本人の居住や行き来も多い場所。前回の取材時はここで5日間過ごしたこともありお馴染みの地域、ホテルになりました。だから部屋につくと「ただいま」と思わず声が出ました。オープンから1年が過ぎ、ホテル自体も独自のリズムを刻み始めたようにも感じます。
なにより、まるで海に浮かぶような客室。波間と繋がるような色彩、曲線の中にいると心が静まります。昨年に引き続きあいにく天気が悪かったのが残念ですが、今回も広い窓をカーテンで遮らずに過ごしました。ホント、大好きなホテル。
◆真ん中のチョコレート風オブジェ(1階ロビーにある太極拳モチーフのアート)は食べられません
満を持してスパもオープン……の3日前に取材という微妙なタイミングでしたが、これでケリーホテルの快適さが増しました。
さてこちらもおなじみモダンチャイニーズレストラン「紅糖(ホントン)」。PRチームの顔ぶれが変わったこともあり「はじめまして」のランチ会をご用意頂きました。
とっても簡単に(雑に)ご紹介すると点心3種盛り合わせ、本日のスープ、特製チャーシュー、海鮮雑穀炒飯、お汁粉風デザート(あまくない)という感じ。他にもおススメを並べてくれるのでこんなことに
瓢箪型のお料理は日本人の視覚的にはんぺんのように見えたのですが饅頭(肉まんなどの)風の生地でした。
さらにデザートはプラス3品追加
昨年も出して頂いたこの、ういろうに似たデーツの蒸し菓子。今回、缽仔糕(ブッチャイゴウ)という香港の伝統的なローカルスイーツを別途取材したのですが、こちらもわりと固め、甘さ控えめ。これがとてもポピュラーでみなさんの好物なんだそうです。
ホテルならではの贅沢な味わいと素材感のある楊枝甘露
吉祥動物をお料理に見立てた金魚の杏仁ゼリーはとても可愛く、ユニーク。しかし食べる瞬間の罪悪感といったら!(苦笑)。PR担当のアリスと一緒に「きゃー!」と騒ぎながら金魚を捕獲して食べました。
ひとり取材の悲しさよ。胃袋がひとつしかない切なさ故に完食できるはずなく罪悪感をいつものごとく感じつつ、このあと目白押しの食取材に向かっていったのでした……。
昨年のケリーホテル滞在についてはブログでもご紹介しています
ケリーホテル香港(香港嘉里酒店) Kerry Hotel Hongkong
香港九龍紅磡灣紅鸞道38號
38 Hung Luen Road, Hung Hom Bay, Kowloon, Hong Kong
電話:(852) 2252 5888
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