我が家のワンコたちも初盆を迎えました。生まれてこの方、ペット(動物)のいない暮らしは初めて。ですが昨年7月に旅立った菊、そして今年1月に逝ったグーで最後にしようと数年前から決意し、少しずつですが、彼らがいない生活に慣れようと努力しています。
◆愛犬グー パピヨンの雄 2018年1月28日永眠 心臓病で1年2カ月闘病しつつも14歳3か月の人生を送ることができました
ふたりは庭に並んで眠っていますが、正直その死を受けいれらないまま、あっという間に月日が過ぎました。しかし心が整理されてくると埋葬して手頃な石をおいただけの簡素な様子に淋しさを覚え、改めて「お墓」を作ろうと考え始めたのが7月後半のことです。
◆愛犬 菊 雑種の雌 2017年7月8日永眠 ある日、ふいに訪れた仔犬は15年2か月、私たちを幸せにしてくれました
いろいろ考えた末、菊やグーに似たオーナメントを探し、ガーデン風に仕上げました。そう、前回アップしたフラワーアートの創作をさらにグレードアップ。どこまで行くのだ、わたし
本来は周囲にシロツメクサやネモフィラなどの多年草を植えたいのですが時は猛暑。いや、酷暑。あの頃、種を撒いてもポップコーンのように弾けるだろうし、苗を植えても根が付くはずはありません。そこで、アートフラワーや人工芝などのガーデニンググッズを使用することにしました。ペットの墓石というのもあるものの、どうも無機質な感じがして好みません。考えた末、ワンコのオーナメントを思いつき、Webのガーデニングショップを網羅して発見。
菊はお母さんがビーグル犬と雑種のハーフ、父は不明(まちがいなく雑種)で毛色や雰囲気で柴犬に。クリクリお目めのパピー時代のイメージ重ねて。放浪犬だったお母さん犬に私は「桃」と名付けていたのですが、家にオーナメントが届いてビックリ。「MOMO」という商品だったのです。縁を感じます
100均やホームセンターのガーデニング雑貨がなかなか優秀ですね。あいにくの台風到来も細かく補強をしたので難なく乗り切れました。我ながらなかなかの出来で、お盆に遊びにきた従妹が「うちのコもいずれこの隣に(注:まだ生きてます)とリクエストが(苦笑)。しかも持ち家、庭ありの環境なんですけど。楽しそうに見えたのでしょうか。
グーは一応パピヨンなのですが(笑)、一般のパピヨンと少し顔だちが違うこと、耳の毛葺きが悪いのとご飯の時に汚れることもありカットしていたこともあり、似ているチワワを見つけマジックで黒い毛色を足しました。人相もホームメイドです(笑)。
一応、わたしプロなんで愛犬を仕込み、フォトジェニックに育てましたが結構なツンデレで 普段は不機嫌、憂鬱そうな男子でした。なので、このオーナメントの方がグーらしい気がします。
なんといっても「形」があると皆の心が和みますね。小さなガーデンエリアをお墓の上に作りオーナメントを置くと彼らが戻ってきたようです。我が家の狛犬の可愛い祠といったところ。母は庭で作ったトマトを早速「グーちゃん、食べる?」と話しかけています。お盆に彼らが帰ってきてくれた気分で過ごせました。秋になったら予定通り周囲に種を撒こうと思ってます。
この記事へのコメントはありません。