今一番食べたいもの! 香港・深水埗名物『公和荳品廠』の豆花(豆腐プリン)


アジア旅を愛する大人のWebマガジン Voyager』にて7月から特集しましたAsian Journey 第二弾『大人が行くべき香港 「今」だから出逢える 香港の感動と文化』もおかげ様で終わりを迎えます。

Voyager 香港特集はこちらから

秋はこのコーナーをちょっとお休みして充電。日本とアジアの情報発信に力を入れて次のステップに飛び上がりたいと思っています。でもでも、香港のアザーはまだまだ残ってる 細々とこちらに掲載して行きたいと思っています

という訳で有言実行 本年、香港政府観光局によりクローズアップされている香港の深水埗をひと足早く取材致しました。古き良き、そして混沌とした街で一番美味しかったもの……それはやっぱり豆腐製品専門店『公和荳品廠』の豆花(豆腐プリン)。「Kung Wo Beancurd コン・ウォー・タウ・パン・チョン」と読みますが日本人は「こうわ」と呼ぶ人が多いようです。

ああ、思い出すだけで食べたい。大きいサイズが12香港ドル、小が10香港ドルです

50年以上使っている石臼で挽き、手間暇かけたからこそ放たれる大豆の心地良い香り、とろけるような食感、喉越し。最高 台湾で食べる豆花がナンバー1だと思ってましたが覆りました。香港でも石膏粉で固め、蒸さずに火を入れる加熱式の豆花を作り、商う店は今やここだけかもしれません。とくにサトウキビシュガーのさっぱりとしてコクがある甘さと相性抜群です。好きすぎて豆花桶一杯食べられそうな気がする

お父さんと共にお店を切り盛りするのはレニーこと蘇意霞さん。クレバーで働き者、そしてなにより、女性ならではのしなやかな心で伝統に挑む姿が美しいのです。

創業100年近い老舗を未来に繋げていくには努力と根性だけではないのだな、と改めて感じさせてくれました。

まだまだ香港ビギナーですが、私はやはり「人」に惹かれ「人」に導かれ、「文化」を辿って旅をするのが使命なのだとつくづく感じた旅でした。『公和荳品廠』とレニーのついては詳しくはVoyagerで。

【Asian Journey2-2】深水埗から放たれる伝統への挑戦1 『公和荳品廠』 蘇意霞さん

近くにあったらいいのに、今もずっと思い続けているお店です。

このあとの食べ歩きは以下より。






■公和荳品廠
住所:香港深水埗北河街118號地下
G/F, 118 Pei Ho Street, Sham Shui Po,Hongkong



電話番号:+852 2386 6871

営業時間:07:00~21:00
定休日:無休(ただし旧正月の3日間は休み)
HP:https://www.facebook.com/kungwosoya/

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