旅して強く、美しくなる香港。この旅で選んだフライトはLow-fare airline、香港エクスプレス。LCCと言われる格安航空会社ではなく低価格設定で販売している航空会社です。さらにエアラインレイティングス社(独立系業界調査会社)から安全性を認められ最高ランクの7つ星を受賞した信頼のブランドでもあります。
香港の街並みを描いたエアバスA320型機で出発
実はこの香港エクスプレス、Web広告でよくセールを見かけ以前から気になっていました。時に片道100円の航空券も販売されており、つい香港に出かけたくなる衝動に駆られます。だったらなおさら試してみたいと思ったのです。
香港エクスプレス HK Express
URL:http://www.hkexpress.com/ja
成田国際空港 第2ターミナル
羽田空港国際線旅客ターミナル
成田、成田各1日3便
他、名古屋、関空、石垣、鹿児島、高松、広島、福岡から就航 ※2019年1月より長崎の運行開始を予定
機体はアメリカ人デザイナー、ダニエル バロン氏によるデザイン。写真提供:香港エクスプレス
その機体はすべて最新のエアバス社の旅客機A320型機を採用。2014年にリニューアルされたデザインはロゴと共に紫のコーポレートカラーで香港の街並みをイメージした絵柄でシャレています。この色は制服にも用いられていてフォーマルな雰囲気で落ち着きと品が感じられます。
ワンランク上の快適サービス、U-Biz
座席の平均サイズは28インチとゆったりめ。全席エコノミー・クラスですがU-Bizというワンランク上のサービスが設けられています。このU-Biz、一般席と比べて魅力たっぷり。まずはその特典内容をご案内します。
reward-Uポイントが2倍
香港空港での優先チェックインと優先搭乗
同日便への変更可
無料座席指定
30㎏までの受託荷物
機内食クレジット(HK$25)
いつでもキャンセル可(出発7日前まで)
受託手荷物優先サービス
また18席ある足元の広いスイート・シートが選べるのもポイント。U-Bizを申し込まなくても空きがあればオーダー出来ますが、ここはやはりトータルで特典を使いこなしたいものです。
赤い背カバーのスィート・シート。最前列と12、13列目に設けられている
到着前から本格点心の機内食
気になるお食事、飲み物はすべてオーダータイプ。Webの事前販売と当日機内で買い求めることができます。あらかじめオーダーしておけば通常料金より最大20%オフ、各メニューに1本無料のミネラルウォーターがサービスされます。
焼売や小籠包など5種を盛り込んだ人気の点心セット
メニューは点心セットや揚州風チャーハン(各HK$65)といった香港らしいメニューから蕎麦弁当(HK$105)、バジル・クリーム入りペンネ・パスタ(HK$65)と和洋中折衷。ひと足早く、現地を感じるなら点心セットがおススメです。
帰国前にラウンジでひといき
香港は交通の便がよく、快適な移動ができる土地です。その最たるものが空港と香港エアポートエクスプレスの連結。渋滞とは無縁に列車で往復できるだけでなく、九龍駅と香港駅でインタウン・チェックインができます。事前に荷物を預けチケットを引き換えてから気兼ねない手ぶら観光。またはU-Bizの特典を活かし空港で優先チェックインをすればさらにストレスフリー。最後の瞬間まで旅を楽しめます。
そして空いた時間で利用したいのが空港のプラザ・プレミアムラウンジ。イースト、ウェストに分かれて2つあるラウンジは提携のクレジットカードをお持ちならば一般の方も利用可能ですが、奥には各航空会社専用の落ち着いたエリアが設けられていて、無料でお食事、ドリンクを楽しめるのも魅力のひとつ。充電も出来る上、夜遅い帰国便でも安心の24時間営業です。
香港国際空港内、40ゲート付近にあるプラザプレミアムラウンジ・ウエストホール
関東のフライトは成田、羽田便合わせて毎日各6便。フライトも約4時間半ほどなので、いかに香港が近いか実感させてくれます。名古屋、関空、福岡他、日本国内の主要空港からもデイリーで運行中。なによりお得なセールは見逃せません。
旅して強く、美しくなる香港はこれにて最終回。香港エクスプレスに乗ってぜひ香港へ。
香港ドルレート:2018年12月28日現在 1HKD=14.10
バックナンバー
※本記事は2017年「CheRish」にて連載した記事を連載終了後に移行、改稿したものです。
この記事へのコメントはありません。