それは1月11日、1並び、なんとなくおめでたい日のとある会話から始まりました。
そういえば、うどん谷の紅い蓮が見ごろなんですよね。
へー、そうなんですか?
うどん谷? さすが香川県。うどんの谷があって蓮が咲いているのかーと感心しつつ、会話の流れを静かに検証……。少しおいて、それが以前から行きたいと願っていた紅い蓮の咲くウドーンターニーのことだと理解できました(^^ゞ
しかし、そこはバンコクから遠く離れた地方であり、行き方も知らない。夢が実現するのはきっと随分先の話しだろうなーと思っていました。しかしタイエアアジアXでドンムアン空港で乗り継ぐと簡単に行けることがその時判明。かなりキツメのスケジュールで3月早々まで気が抜けないけれど、翌週ならばなんとかなる。
「じゃー、行くしかないでしょ」という訳で急遽、弾丸ツアー開催@ひとり旅決定。旅に決意と気合は大切。タイエアアジアXといえばブロガーGO!でお世話になったLCCです。
一度経験したからこそ、気軽にトライする気になりました。Low Cost Carrier、その総称通り、格安イメージが先行しますが、実は使い方次第。便利で案外、乗り心地がいいものなんです
今回の日程は、2泊+機内1泊。私にしては短い渡航。そんな訳で荷物が少ない(笑)。13.8キロで出発。帰りはお土産いっぱい入りますね。
9時15分発、XJ601便、シートは予約時エコノミーにしましたが、ここで裏技を使いました。
当日、クワイエットゾーンに変更です←前回、メニューを熟読し覚えた技。
勿論、事前オーダーは可能なのですがその日に空きがある場合、プラス500バーツ(約1,611円)で変更できるんです。事前予約よりお安い。当初の座席に座ってからCAさんにお願いしたところ、離陸後、ベルト着用サインの灯りが消えた後、クワイエットゾーンに誘導、座席チェンジ。
成田への復路もまた変更(笑)。今度は搭乗前、ゲートの受付でお願いすると嫌な顔せず、手続きをしてくれたので優先搭乗で乗り込むことができ、とってもスームズでした
このゆとりある全7列49席は、ノイズを最小限に抑えた静かな空間。10歳未満のお子さまは予約不可とあり、さらに落ち着いたフライトが約束されています。特別な室内ライトが設置されていて目にも穏やか。機内食も前方に設けられたまさにファーストクラス並みのプレミアムフラットベッドの次に提供されます。
また一番前のホットシートはすでに経験済み。もっとも広く足元が取られていて足を伸ばし、ゆったり座れ、コンセントもあるので充電ができちゃう。そちらは1,600バーツ(約5,190円)で変更可能。
わたし、このクワイエットゾーンの区切られた空間がわりと好き 通勤に使っているJR宇都宮線、湘南新宿ライン、熱海ラインなど、個室スペースのように区切られているグリーン席エリアが好きなくらいだから(笑)。こんな感じで旅がスタート
機内食は事前予約した海老入りタイ風焼きそば(パッタイ)。気分はもうタイ
さらに前回売り切れで食べられなかったココナッツプディング(90バーツ/約290円)を追加。
なんでもタイエアアジアXの社長の大好物とか。それを聞いたらますます食べたくなっちゃった
そして、蓋を開けて、あれ? なんか浮いてる? そう、スライスされたココナッツも入っているんです。サラッとしたココナッツミルクと固めのプディング、ちょっと厚みのある果肉に歯ごたえも感じられ、おいしー。これ2つはイケる(笑)。
お食事からこうしたデザート、スナック、お飲み物とあれこれ揃っていて楽しいんです。
お食事は事前オーダーがお得。機内で頼む場合は日本円で支払えますが、おつりはバーツになり、レートもちょっと高めです。クレジットカードは500バーツ以上じゃないと使えません。ご注意くださいね。
パッタイは二度目ですが安定の味でおススメ。他には、おいしいグリルチキンと餅米(カオニャオ)、和風照り焼きチキンとライス、タイ風ベジタリアン パネンカレーなどなどメニューも豊富な品揃え。
帰りはスパイシー チキンチャーハンとタイ風オムレツ。オムレツにはパクチー入り。前回食べたブロガーGO!メンバーから話しには聞いてきましたがしっかり辛い、スパイシー唇がしばらくピリピリ。辛党の人も満足の味付け。
そうこうしている間に現地時間14時05分、ドンムアン空港に到着。ここから国内線へは、受託荷物は最終目的地まで運ばれ、乗り継ぎホールで乗り継ぎ便に乗ることのできるFly-Thru (フライスルー)というシステムが使えます。便利ねー。
でも私は3時間のトランジットの間に両替し、Wi-FiのSIMを購入し、タイ料理を食べたり、朝早くか夜遅くしか使わないから案外、未知なる空港内を散策してみました。国際線の出口をでて右側にSIMカードの販売所があります。
私はスマホにではなくiPadにSIMを挿すので、日数などでは選ばせてもらえず、7日間データ&通話し放題、299バーツ(約968円)のみしか販売してもらえないシステム。それでも日本から借りていくWi-Fiよりずっとお得なんです。
2カ月ぶりのタイ、前回とは違っているのは国王様の遺影に加え、新国王に即位されたワチラーロンコーン国王のポートレートが加えられていたこと。
おめでたい一方でプーミポン・アドゥンヤデート国王が亡くなられたという事実がより色濃く感じられ淋しい想いがしました……。
さて、国際線で使われる第一ターミナルから国内線の第二ターミナルへ移動し、ウドーンターニー空港行き、FD 3350便にチェックイン。物見遊山しているとあっという間です。
国内線では事前に足元の広い330バーツ追加のお席をオーダー。
お水と1ミール付き。
すっかり忘れてごはん食べちゃっていたので明日の朝用にお持ち帰り。コーヒーショップのサンドイッチ風のお味です。
それにしても僅か1時間5分のフライトでお食事を配布&販売する手際の良さと根性には感服です。
さて、バンコクより北北東へ約560キロメートルのウドーンターニーにあっという間に到着。北イサーン地区に位置し、その地名、ウドーンターニーはサンスクリット語で北の町という意味。
初めての土地、また通年を通して観光地という訳ではないため情報も少ないので若干の不安もありましたが難なく移動できました。空港はわずか2レーンのバゲージクレーム。迷うことなく、スムーズに往復。
到着後、タクシーに乗ろうとしたら、あら? 目立ったポイントがない。そこで空港職員さんに訊ねると、「ヘイ タクシー タクシー」と近くにいた、おにいさんを呼び止めます。おにいさんも「200バーツ、OK?」と手慣れた切り替えし。えー、これぼったくりタクシーじゃないの? と構えたものの、彼は出口付近のカウンターに走っていくと正規の領収書を貰い、すぐに戻ってきて私に手渡します。そういえば、料金は200バーツ均一とどこかに書いてあった気がします←ちょっと安心。
さらに連れていかれたのは駐車場、しかも乗用車。えー、大丈夫、わたし、さらわれない とまた不安になったものの、そーいえば、ウドーンターニーには、いわゆるタクシーは少ないと、またどこかに書いてあったのを思い出しました。
さて、おさらい。
ウドーンターニーへのアクセス
行き 成田国際空港→ドンムアン空港
XJ601 09:15 →14:05
ドンムアン空港→ウドーンターニー空港
FD3350 17:15→18:30
帰り ウドーンターニー空港→ドンムアン空港
FD3351 18:50→19:55
ドンムアン空港→成田国際空港
XJ600 23:45分→08:00
帰りはウドーンターニーから戻り、バンコクに1泊し、翌日の夜便を使用しました。こんな感じの2泊+機内1泊、合計3泊4日の旅。
日本(成田)からウドーンターニー、タレー・ブア・デーンへの行き方、情報は以下よりどうぞ。
日本からの行き方、現地からのアクセスは↓
おいしいソムタムを食す。
観光スポットのご紹介↓
年に一度の絶景は12月下旬から2月上旬。紅い蓮の海を見にウドーンターニーへ!
協力:タイ・エアアジアX
この記事へのコメントはありません。