父のお墓参りへと 唐獅子に守られた墓石


今日も快晴 一昨日、昨日と夜空を見上げたら澄んだ空に月が煌々と輝いていて梅雨明けはもうすぐなんじゃないかなと思えました。

昨日28日は父のお墓参り。近年、スマホを使いこなし昨年はiPhoneにした母は高スペックに成長。中でも天気に関してはテレビと併用し気象予報士並み(笑)。前日から「3時ならば雨に降られない!」という予想を受け、参拝時間が決まりました 結局、一日晴れだったんですけど(笑)。

父が生前、墓所を改装して残していった中央の墓石は唐獅子付き。おかげで龍(父のお土産の硯に龍が彫られていたのが理由)も好きだけどお獅子も好き 左側の「阿形」のお獅子は毛並みが似ているので「ムック」と呼んでいます。右の「吽形」お獅子に名前はないけどお顔が好き。

好きすぎたせいか、今年はとうとう香港でお獅子を作るマイスターと出逢い工房にもお邪魔しました。昨年の天檀大仏の獅子頭御守にロックオンした友人に頼まれたついでに新たなお獅子もGet。

ところでこの墓石の狛犬。神社だけでなくお墓も守ります。

とはいえ父が自分の想いと好みで作ったもので、家族は誰もその成行きを知りません。墓マイラーのワタシでも、この厨子式のお墓を見たのは数えるくらいな上、唐獅子付きは見たことがありません。こんなに頭が重い墓石は地震に耐えられるのか?と思っていましたが、3・11でもびくともしませんでした。それに墓石なんだけど、まるで父みたいだなと参る度に思います。

そして改めてお獅子を見上げていたら昨年、今年と亡くなった我が家の愛犬たちを思い出しました。うちは代々呼ばなくても犬がやってきて住み着く家だけど、実はこのお獅子たちだったりして じゃぁ、毛並みのいいムックはグーかな?(笑)。

前日から張切っていた母。命日や父の誕生日には好物を作ったり、好きな花を供えたり、30年経っても変わらぬ愛に娘ながら感心しています。「お父さんの好きな紫陽花を持ってきましたよ」という言葉で「え、お父さん、紫陽花が好きだったの?」と新発見。お父さんは切ない、家族あるある。

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