タイによく行かれる方にはおなじみのバタフライピーティー。ホテルやスパのウェルカムティー、天然の着色料としてもよく使われ、青いお米やマカロンなどインパクトのある色味が食卓に平然と並びます。タイあるある(笑)。
とにかくカラフルに染めるの好きな国民性ですよね。ローゼルフラワー、パンダン、ターメリック、そしてこのバタフライフライピーで染めたお米と共にグリーンカレーが出てくると、わかっていても毎回、お目目パチクリしちゃう。まさに目の覚める思い
最近ではバンコク発のブルー・ラテも「インスタ映えする」と有名。日本でもブームになりつつありますね。おかげで「タイでも、バタフライピーがここ1年ほど流行ってる!」なんて、いい加減なこと言って売ってる日本の業者さんが多いですが、信じないように
鮮やかな紫の花が特徴的。バタフライピー( Butterfly pea)は「ピー」というだけに豆科の植物です。日本では蝶豆と呼ぶそうです。そのまま訳しただけ(笑)。タイではアンチャン。フィリピンはなんて呼ぶのかしら?
タイに行くと、よく乾燥させたバタフライピーティーを買ってくるのですが、僅かな量で色が続くので大量には消費できません。小分けして差し上げる程度で一般家庭には十分かなと思います。6月に買いに行ったらセールで60g×3パック(値段はたぶん900円位)売りしてました。配っても、飲んでも、まだ余っている、アメージング
抗酸化物質ポリフェノール「アントシアニン」が主成分。お湯を注ぐだけで、たちまちブルーに染まります。
とても美しいの。
ほら、この通り。
こんな美しい海に潜りたい。
そして、もうひとつの特徴は「アントシアニン」の変色。バタフライピーのお茶自体は香りも僅か、ほんのり豆っぽい風味で味がありません。インパクトのある色彩ですがとっても控えめ。そのため柑橘類やハチミツを入れるとおいしくなります。
そこで昨日、ご案内したフィリピンのシークワーサー、カラマンシーのハチミツコンクを加えてみると……。
今度は美しい紫色に コンクと二層になってて、それも素敵。心を落ち着かせてくれる青~紫。クールダウンしたい時におススメ。
Phが酸性に傾くと色を変える性質があるんです。ウスベニアオイのマロウティーと同じね。深い海の底からアメジストのような煌めきに カラマンシー、オレンジ、レモン、ライムなど様々な柑橘類を入れると風味が変わって、それぞれおいしいですよ。
最近では日本での販売も増えました。バンコクの有名ショッピングモールなどでもオーガニックでお手頃な価格で買い求められます。お土産にどうぞ。
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